IT未経験からセキュリティエンジニアになるために勉強したこと8つ

IT未経験からセキュリティエンジニアになるために勉強したこと8つ

IT未経験からセキュリティエンジニアになるために勉強したこと8つ

現在の仕事ではスキルが習得出来ないので、会社が倒産したら食べていけないかもしれないと日々不安に感じながら過ごしていました。

30代から未経験からではITエンジニアになるのは厳しいとは思ってはいたのですが、ある日、「本当にそうなのかな?」と思い転職コンサルタントの方に相談することに。

すると、「勉強すればまだ間に合う」という返事でしたので、「可能性があるのであれば人生の後悔を減らすために試してみよう」と思い未経験からのITエンジニア転職のために色々と勉強しました。

結果的には、ITエンジニアの中ではかなり専門性の高いセキュリティエンジニアに無事に転職することが出来ました。

未経験からITエンジニアに転職は難しいからという思い込みで転職を諦めている方に、頑張れば転職も可能だよということを伝えるために私が勉強したことを体験談を交えて記事にしましたので参考になれば嬉しいです。

IT未経験からセキュリティエンジニアになるために勉強した8つのこと

ITに関しては興味はあったのですが、IPアドレスの意味さえも知らない状態でした。

そんな私が勉強したのは以下の8つです。以下のものは求人でどのようなスキルが必要かを調査したり、転職コンサルタントに相談したりしてリストアップしたものになります。

一気に習得するのは難しいですが、毎日コツコツ続ければ働きながらでも2年程度で習得出来るかと思います。

①ITパスポート
②基本情報技術者試験
③応用情報技術者試験
④情報処理安全確保支援士試験
⑤CCNA
⑥LPIC
⑦Udemyの講座
⑧プログラミングスクール

セキュリティエンジニアになる勉強①ITパスポート

ITに関する知識は全くなかったので、どこから勉強すれば良いか分かりませんでした。

ITパスポートの存在は知っていましたので、ITパスポートの対象者を調べてみると、以下のようにIT未経験の私でも学習出来るのではないかと感じられる記載がありました。

職業人が共通に備えておくべき情報技術に関する基礎的な知識をもち、情報技術に携わる業務に就くか、担当業務に対して情報技術を活用していこうとする者
出典:IPA

また、私でも本当に理解できるかの確証を得るために本屋にて参考書を確認してみると、これなら出来そうと思いました。

参考までに私が購入した本を以下に掲載致します。



すべての解説をイラストベースで行っているため、とてもわかりやすい解説となっており出題範囲が広範囲にわたるITパスポート試験にとって、まず大切となる「解説書を一冊完読して、用語や計算に慣れること」ができる書籍となっています。

読み始めると解説がとても丁寧なためか、一週間で読み終わることが出来ました。

自分がどれくらい理解できているかを確認するために、無料で公開されている「ITパスポート過去問道場」というサイトにて問題を解いて9割程度の正答率を獲得できるまで問題を解き直すことで、理解を深めました。

ITパスポート試験ドットコム

ITパスポートの資格を保有していてもセキュリティエンジニア転職時には何の役にも立たないと思ってましたので、資格試験は受験せずに基本情報技術者試験の勉強にうつりました。

セキュリティエンジニアになる勉強②基本情報技術者試験

正直、基本情報技術者試験の勉強はセキュリティエンジニアになるために勉強した中で、一番苦労しました。

基本情報技術者試験は午前試験と午後試験があります。

午前試験は基本的な知識問題で、午後試験は理解力を確認するものです。

午前試験に関しては以下のテキストを読んで、過去問を解けば出来そうな感じでした。

      

べての解説をイラストベースで行っているため,とてもわかりやすい解説となっており,出題範囲が広く,また専門的な知識が必要となる基本情報技術者試験にとって,まず大切となる「仕組みや内容を理解しながら,試験の用語や問題、計算に慣れること」ができる書籍となっています。

 

なお過去問に関してはITパスポートと同様に過去問道場のサイトがありますので、こちらを利用しました。

基本情報技術者試験ドットコム

午後試験には、IT未経験者には鬼門と言われているプログラミングと疑似言語があります。

プログラミングはC言語、Java、Python、アセンブラ、表計算があり、プログラミングは未経験だったので、表計算を計算しました。

表計算は時間内に解き終わるのが厳しいと感じましたので、以下の参考書を使用して早く解けるようになるための練習をしました。

      

「表計算は初めて」という方も関数やマクロをスムーズに学習することができます。本書では,比較的わかりやすい基本的な関数から,応用的な関数(試験に頻出の関数),その他の関数まで,一つ一つ順を追って,ていねいに説明しています。

また、疑似言語に関しては本当に苦労しましたが、今から振り返るとプログラミングの考え方が習得出来たので勉強して良かったと感じています。

疑似言語の勉強には以下の参考書を使用して、3か月程度かけてマスターすることが出来ました。

こちらの参考書は特典として動画での解説が付いていますので、何回も見ることで理解できるようになりました。

私は理解が悪かったせいか、5回ぐらい動画を拝見させて頂いておりますので、皆さんならもっと早く習得出来るかもしれません。

      

【基本情報技術者試験】の【午後試験】で求められる「アルゴリズム分野」のテキストです。出題内容の見直しが行われ、「擬似言語問題」と「プログラム言語問題」の配点が増加しました。これらの攻略には「アルゴリズム分野」の理解が必須です。本書は、文系初学者・プログラム未経験者にとってハードルが高く感じられるこの分野を、先生と学生の対話形式や失敗例でやさしく解説します。

セキュリティエンジニアになる勉強③応用情報技術者試験

応用情技術者試験の勉強は、基本情報技術者試験よりも苦労はしませんでした。

主に以下の参考書を読んだ後に、過去問道場の問題を何周か繰り返し解くとスラスラと解けるようになりました。

セキュリティエンジニアでは、様々な分野の知識を持っておく必要があり、最低でも応用情報技術者レベルの知識を習得しておくと現場の会話も理解できることが多いです。

      

★オールカラー図解
本書の特長である「図解」の効果を最大限に引き出すオールカラー印刷です。
→図を色づけすることによって、考え方のプロセスまでひと目でわかるよう工夫しました。
★スタートアップ講座とリファレンス性の高い目次
各試験科目(章)の関連性や得意/不得意に応じた学習のメリハリなど、「学習map」等ではじめての学習を強力にサポートします。また、情報満載の目次でどこに何が載っているか、ビジュアルにひと目でわかるようにし、目的意識を持って学習を効率的に進めることができるようにしました。

応用情報技術者試験ドットコム

セキュリティエンジニアになる勉強④情報処理安全確保支援士試験

IPAのレベルでは情報技術者安全確保支援士試験は最上級のレベル4となっていますが、この内容だけではセキュリティエンジニアになるには厳しいです。

しかし、情報技術者安全確保支援士試験の内容は、セキュリティエンジニアとしての基礎知識が詰まっていますので、体系的にセキュリティの知識を習得するには良い資格になります。

情報技術者安全確保支援士試験の勉強の際に使用した参考書は以下のものです。試験に必要な情報がほぼ全て掲載されていますので、この参考書さえマスターすれば知識としては十分です。

      

信頼と実績で選ばれ続ける。圧倒的支持率の定番書!過去の試験傾向を分析し、合格に必要な知識を網羅。セキュリティの専門家がわかりやすく解説するので、基礎項目から最新傾向問題まで効率的に学び合格が目指せます。

知識としては上記の参考書で問題無いですが、試験問題は記述試験もありますので、過去問で練習が必要になります。

私は以下の問題集を何回も解いて、時間内に8割程度取れるように練習しました。

      

◎過去8回の情報処理安全確保支援士試験,そのベースとなった情報セキュリティスペシャリスト試験を分析,試験問題も詳細に解説しました。
◎午後問題を解くためにも,まずは「第2部 午前問題のテーマ別対策と必要知識」で基本知識を確認しましょう。
◎メインの「第3部 午後問題のテーマ別対策と必要知識」では試験学習を念頭に置き,重要な10テーマに絞り込んで,解説しています。各章のはじめには「学習方法」として,学習の手順を説明しています。
◎過去問題をどう使えば効果的なのか,筆者ならではの活用術を紹介しています。
◎暗記項目として必ず覚えなくてはならない用語もまとめました。

セキュリティエンジニアになる勉強⑤CCNA

CCNAを取得しておくべき理由は、ネットワークに関する知識があることを示せるため重要になると転職エージェントからアドバイスを頂きました。

セキュリティエンジニアとして働いていると、ネットワークの知識が求められるというのも実感しています。日常業務でネットワーク関連の会話も思ったよりも多いので、ネットワークが出来ないと門前払いされるかと。

応用情報技術者試験でもネットワーク関連の知識を勉強しますが、ネットワークが苦手でも合格することは可能なので、CCNAを取得しておくことをオススメします。

CCNAは通称白本という参考書と通称黒本の問題集を使用して勉強していました。

      

本書の対象読者】
・はじめてCCNA試験に挑戦する人
・効率的に得点力をつけたい人
・1冊で合格までたどり着きたい人
      

CCNA対策の定番書、「徹底攻略Cisco CCNA問題集」。2020年改定の新試験「200-301 CCNA」に対応した改訂版が遂に登場です。試験改定により出題範囲が広くなり、さらに対策が難しくなったCCNA。本書では、この広大な範囲の知識が問題を解くだけで自然と身に付くよう、問題を構成しています。また、各問題には、ネットワーク初心者でも理解できるよう丁寧で詳細な解説を掲載しているので、途中でつまずくことはありません。読者限定特典として模擬問題1回分(ダウンロード版)を提供。試験を体験しておくことで、合格がぐっと近づきます。

ちなみにですが、ネットワークに関する知識を示すことが目的なのでIPAのネットワークスペシャリストでも問題無いかと思います。

レベル的にはCCNA<ネットワークスペシャリストであり、またCCNAは自分の好きな時期に受験することが可能なので、ネットワークがよほど得意でない限りCCNAをオススメします。

セキュリティエンジニアになる勉強⑥LPIC

LPICも転職エージェントと転職エージェントに相談して受験を決めました。

実際、セキュリティエンジニアとして、ウイルスの動きを確認するために、Linuxのコマンドを使用して検証環境を構築することがあります。

そのため、中途採用として即戦力になるにはLinuxコマンドを使えることを客観的に示せることが重要です。

LPICにはレベル3までありますが、レベル1を持っているだけでも基本的な操作の知識の証明になります。

また、資格を取得するだけでなくVirtualBoxやVMwareにLinuxの仮想マシンをインストールして様々なコマンドを試してみることをオススメします。

LPICの勉強に使用した参考書は以下です。

      

LPIC(Linux技術者認定)は、世界共通のIT資格として非常に人気の高い資格です。中でもレベル1は、グローバルなITエンジニアへの登竜門と位置付けられます。そのレベル1試験がVersion4.0から5.0にバージョンアップされました*。本書はこの新バージョン5.0に対応した学習書です。

問題集はPing-tという有料のWEB問題集を使用しました。実際の試験に近いレベルの問題が揃っているのでオススメです。

AWS、CCNA/CCNP、LinuC、LPIC、Linux Essentials、HTML5、OSS-DB、ITパスポ…

セキュリティエンジニアになる勉強⑦Udemyの講座

Udemyとは、動画で学習出来る世界最大級の教育プラットフォームです。

定期的にセールをやっており、24,000円のコースが94%オフで1,430円になることもあるので、この際に色んな講座を購入してみて下さい。



私はセキュリティの勉強をするために以下の2つの講座を受講しました。

1つ目は、以下のホワイトハッカー養成講座です。

【サイバーセキュリティ完全攻略】ホワイトハッカー養成講座(ハッキングツール、Webアプリ攻略、不正侵入検知)」

こちらの講座の内容は以下の通りで、実機を使用してセキュリティの勉強が出来ます。

ホワイトハッカーに必要な攻撃者の心理を知り、その手口を迅速に 発見するスキルを身につけることで、セキュリティ侵害につながる 脆弱性の早期発見や効果的な防御を行うことが可能です。この講座 では、世界に通用する倫理的なハッカーを育成します。

出典:Udemy 

仮想マシンのインストール方法からセキュリティツールを使ったハッキング方法まで勉強出来ますので、未経験の方にもおすすめです。

2つ目は、以下のハッキング技術入門講座です。

【サイバーセキュリティ ハンズオン】ハッキング技術入門(不正侵入編)

こちらは1つ目の講座よりも実践的な内容で、実際の不正アクセスにも使用されるような攻撃方法を学習出来ます。

セキュリティエンジニアは防御のための業務が多いですが、攻撃の手口を知っておくことでより精度の高い防御が出来るようになります。

そのため、攻撃には興味が無くてもセキュリティエンジニアを目指すのであれば攻撃の方法も勉強しておく必要があります。

セキュリティエンジニアになる勉強⑧プログラミングスクール

求人内容には「プログラミング言語を少なくとも1つ以上使用できること」と記載されているものが多かったです。

しかし、私は過去にプログラミングを学習したことが無かったので、どこから勉強しようか非常に迷いました。

プログラミング言語の基礎として、HTMLとCSSは知っておいた方が良いということでテックアカデミーというプログラミングスクールにてWEBデザインコースを受講しました。

週に2回も現役エンジニアの方と面談する機会があったので、分からないことを質問したり、開発現場ではどのようにコードを書くべきかを教えてくれたのでとても有意義な時間でした。

私のようにプログラミング未経験者には、テックアカデミーはとてもオススメ出来るプログラミングスクールと思いました。

HTMLやCSSに関しては上記講座でマスター出来たのですが、まだ基礎を学習出来た程度でした。

今後はAI関連のものが増えると予想し、AIを作成しやすいPythonを勉強することにしました。

テックアカデミーのPythonコースは簡単すぎるなどの口コミが多く、また週に2回も面談せずとも、質問だけ出来れば良いと思い、自分の希望要件を満たすプログラミングスクールを探しました。

その結果、デイトラというプログラミングスクールの存在を知りました。

デイトラのPythonコースではWEBスクレイピングという検索を自動化するプログラムを作成したり、WEBアプリを作成したりします。

また、こちらは全てのコースは受講期間は1年間で、この期間は質問し放題なので時間に縛られずに学習できるのは魅力的でした。

さらに、100日分のテキストがあり、テキストは受講期間が終了した後も確認できるので、手頃にプログラミング学習しやすいと思います。

こちらのコースでPythonを習得し、簡単なプログラミングであれば自分で組めるようになり転職活動に移ることにしました。

最後に

今回の記事ではIT未経験からセキュリティエンジニアになるために勉強したことを8つ紹介させて頂きました。

結構な量はあったのですが、一つ一つの内容は面白かったので、途中で挫折しかけても何とか全て完遂することが出来ました。

転職活動に関しては、他の記事にて紹介させて頂ければと考えております。

本記事がセキュリティエンジニアになりたい方に少しでもお力になれれば大変嬉しいです。

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