ボイトレ講師になりたいと思っている人はたくさんいるでしょう。
ただ、
「資格は必要?」
「年収はどれくらい?」
というような疑問を抱えている人も多いですよね。
そこでこの記事では、ボイトレ講師になるために必要な資格はあるのか、給料や仕事内容はどうなっているのかということについて、詳しく解説していきます。
ボイトレ講師とは?
ボイトレ講師は、歌がうまくなりたい人や、活舌を良くしたい人、声を大きくしたい人に向けて、ボイストレーニングを行っていきます。
ボイトレを受ける人の中には、
・歌手志望
・声優志望
・アナウンサー志望
など、様々な人がいますので、それぞれに合った指導を行わなければなりません。
ボイトレ講師に資格は必要?
ボイトレ講師になるために取っておかなければならない資格というのは特に存在せず、スキルと知識、それから経験さえあれば誰でもなることができます。
また、生徒とのコミュニケーションもボイトレ講師の大事な仕事と言えますので、幅広い能力が求められる仕事ともいえるのです。
ボイトレ講師の就職先とは?
次に、ボイストレーナーとしての働き口について、詳しく解説していきます。
音楽スクール
ボイトレ講師の代表的な就職先は、音楽スクールです。
音楽スクールで働く場合は、生徒への発声指導だけではなく、受付業務や事務作業などを行うことも多いです。
音楽プロダクション
ある程度の経歴とスキルを持っている場合、音楽プロダクションに所属して、俳優やボーカリスト、声優などに指導を行うことも可能です。
場合によっては専属の講師として配属されることもあり、この場合は収入面もかなり優遇されます。
ボイトレ講師の年収ってどれくらい?
次に、ボイトレ講師の年収目安について詳しく解説していきます。
雇われボイトレ講師の年収
スクールなどに雇われて働いている場合、年収は100万円を切ることもあります。
というのも、スクールで働いているボイトレ講師は、そのほとんどが正社員ではなく、アルバイトやパート、個人事業主であることが多いです。
技術やスキルが認められれば、かなり高い報酬を受け取れる可能性もありますが、場合によってはボイトレ講師一本では生活が苦しくなることもありますので注意しましょう。
自分で起業したボイトレ講師の年収
ボイトレ講師として起業した場合、年収に天井がなくなります。
人によっては年収1000万円以上を稼ぎ出す人もいるのです。
とはいえ、全員が1000万円以上稼げるわけではなく、雇われているときと同じかあるいはそれ以下の年収になることもありますので、集客スキルやブランディングなどに力を入れていくことも大切です。
ボイトレ講師として稼ぐには?
ボイトレ講師になりたいと思っている人のほとんどが、
「できるだけ多く稼ぎたい」
と思っているでしょう。
その場合は、雇われて働くのではなく「起業」を目標に活動を行っていきましょう。
ただ、適当に起業しても稼げません。
では、一体どのようなことを意識して起業すれば稼げるようになるのでしょうか。
オンラインレッスンを取り入れる
コロナウイルスがまん延している現代においては、「オンラインビジネス」が非常に流行っています。
このようなことから、オンラインでのボイトレを取り入れてみることもおすすめです。
そうすることで、感染リスクを軽減したい人や、自宅でレッスンを受けたい人にもアプローチができるため、収益の幅が広がっていくのです。
様々なレッスン方法を取り入れる
ボイトレ講師として起業するのであれば、様々なレッスン方法を取り入れることが大切です。
中には、マンツーマン形式でのレッスンしか行っていない講師もいます。
この場合はかなりレッスン効率が落ちてしまい、一日中レッスンをしても稼げなくなってしまうことがあるのです。
このようなことから、グループレッスンや自主学習サポートを取り入れてみることをおすすめします。
グループレッスンを行うことで、より効率的に売り上げを上げることが可能になりますし、自主学習サポートして動画を作成し、生徒が自ら練習できるような環境を作ることができれば、自分は何もしなくても収益が上がるようになるのです。
集客に力を入れる
ボイトレ講師として起業する場合、自分で集客を行わなければなりません。
集客の方法としては、
・ブログ
・SNS
・広告
・チラシ
など様々な方法がありますが、それぞれにメリット、デメリットがありますので、自分に合った方法を見つけて効率的にお客さんを集めていくことが大切です。
まとめ
ボイトレ講師には必須資格がなく、スキルと知識、経験があれば誰でもなれます。
ただし、ボイトレ講師の年収はピンキリで、中には100万円を切る人もいるのです。
ボイトレ講師として少しでも稼ぎたいと思っているのであれば、起業してみることをおすすめします。
とはいえ、起業したからと言って誰でも稼げるわけではありませんので、先ほど紹介したことを実践しながら、試行錯誤を繰り返していくことが大切です。