軟口蓋をボイトレしている男性

軟口蓋のボイトレで、効率的に憧れの声質を短期間で獲得する練習方法

軟口蓋をボイトレしている男性

皆さん、「軟口蓋」とはご存知でしょうか?

この部位を使いこなすことで声質はかなり変わり、プロのような歌声に近づくことも出来ますよ!

「軟口蓋」とは以下の図の上顎の周辺にあり、(F)の箇所に位置しています。

ボイトレする軟口蓋の位置

指を使って実際に自分の「軟口蓋」を触ってみて下さい。

どんな感触でしょうか?

柔らかくて、ぷにぷにしてませんか?

触るとぷにぷにしている部位が、「軟口蓋」です。
(※もし、触っても硬いという方がいらっしゃれば、それは触っている場所が間違っていて、硬口蓋という口元周辺の上顎を触っている可能性があります。)

「軟口蓋」の役割は、食べ物を飲み込む際に気管(肺の方)に食べ物が流れないように塞ぐことです。

今回は、ミックスボイスの習得にも大きく関係してくる「軟口蓋」をボイトレすることによる効果や練習方法に関して解説します。

軟口蓋をボイトレする効果

軟口蓋をボイトレしている男性

「軟口蓋」をボイトレすることでどんな効果があるかご存知の方は少ないかもしれません。

「軟口蓋」とは、鼻に食べ物を流入させることを防ぐための部位です。

この部位を発声時に自由に操れると、鼻の方から出す空気量を調整できるようになったり、音色を変えたりすることが出来ます。

例えば、

・軟口蓋が上がると、鼻に空気がほぼ流れないので、声質はクリア
・軟口蓋が下がると、鼻に空気が多く流れるので、こもった鼻声のような声質

になります。

プロの歌手の方も軟口蓋を自由に操って、歌の表現方法を変えています。

では、この部位はどうやって練習したらいいかを次のセクションで記載します。

軟口蓋のボイトレ方法

軟口蓋をボイトレする方法

「軟口蓋」のボイトレ方法なんてあまり聞いたことが無いかもしれません。

私も複数のボイトレ教室に通って、7個目の教室で教えてもらいました。

練習方法は簡単ですが少し感覚的なことも多いので、焦らずにゆっくりと習得してみて下さい。

【軟口蓋のボイトレの事前準備】
(1) 口を閉じて、鼻を手で触りながら「んー」と音を出して下さい。
この際、鼻の振動が手に伝わって震えているはずです。
振動が分からない人は、鼻を触る位置を変えて振動しやすい箇所を見つけてみて下さい。
鼻の振動を手で感じやすい箇所が、100%あるはずです。
(2) 次は、口は開けて、鼻を手で触りながら「んー」と音を出してください。
この状態でも、手で鼻の振動を感じることが出来たでしょうか?

上記のことを確認できるようになった後に、以下の練習を実施してみて下さい。

【軟口蓋のボイトレ方法】
(1) 口を開けて、鼻を手で触りながら「んー」と音を出します。
(2) 「んー」を徐々に「あ」に移行します。
この際、鼻の振動が無くならないように、徐々に「ん」から「あ」に移行します。
(3) (2)が出来るようになったら、同じく鼻に手を当てながら、鼻が振動しないように「あ」を発声してみて下さい。
これは、(2)とは真逆で鼻が振動したら失敗です。無意識のうちに軟口蓋を操作して、鼻にも空気が流れているためです。
(4) (2)と(3)の状態で「あ」を交互に出来るようになるまで、練習します。

上記の練習を繰り返すことで、「軟口蓋」を意図的に操作できるようになります。

もちろん、これは軟口蓋を少し操作できるようにするための基礎練習ですので、応用編に関しては別の記事で解説させていただきます。

まとめ

屋外でボイトレのために歌う様子

「軟口蓋」を自由に使えるようになると、歌の表現力が増えるだけでなく、空気量の繊細なコントロールも出来るようになります。

そのため、「軟口蓋」のボイトレは空気量を繊細にコントロールする高音の習得にも繋がるのです。

感覚が分からない場合は、空気量の調整が出来ているのか頭では理解しにくいですが、毎日継続して練習していれば感覚も少しずつ身に付く可能性が高いので、継続することをおすすめします。

継続するためのコツは、すぐに習得することを目指すのではなく遊び感覚で空き時間に練習することではないかと個人的に考えていますので、試してみて下さいね!

・軟口蓋のボイトレで、鼻の方から出す空気量を調整できるようになったり、音色を変えたりすることが出来る。
・軟口蓋を自由に操作できるようになるには時間がかかるが、毎日少しの時間でも良いので継続することが大切。
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