脳の神経ネットワークのイメージ

脳科学を教育に応用|ミラーニューロンで簡単に成績アップ!

  • 2020年10月3日
  • 2020年11月19日
  • 教育
脳の神経ネットワークのイメージ

勉強が好きであれば沢山勉強出来るので問題ないですが、勉強が好きな方はそんなに多くないですよね?

今回は、人間に生まれつき備わっている「ミラーニューロン」を利用することで、主体的に勉強したくなる脳科学的に正しい方法を紹介します。

ミラーニューロンとは?

脳の神経ネットワークのイメージ

”ミラーニューロン”とは、簡単に言うと他者の行為を真似する際に、脳の中で活性化する細胞」です。

これはRizzolattiらが、サルの行動と下前頭皮質の電極変化を記録した以下の研究により、ミラーニューロンの存在が明らかになりました。

また、この後に実施された研究により、サルだけでなくヒトにも同様の細胞があることが示唆されています。

このことから言えることは、真似することで脳も変えることが出来るということです。

当初は表面的な行動しか模倣できなくても、そのうち考え方を自分のものにして、その考え方をベースに新たなことが出来るようになる可能性があります。

脳に変化が表れるまで

成績アップの画像

「自分の脳細胞を変えたり増やしたり出来るかもしれないが、脳の中にある細胞を変えるなんて、とても時間がかかるのではないか?」と疑問に持たれる方もいるかもしれませんね。

脳の機能回復に関する研究では、ネコやイヌの脳は1~2か月程度で変化が現れることが分かっています。

人間の脳にも同程度の期間で変化すると考えられています。

 

私の経験としても、2か月トレーニングを続ければ脳が変わった効果(これまで出来なかったことが出来るようになり始める)を実感できています。

そのため、ミラーニューロンに関しても、2か月程度で体感できるほどの効果が表れるかと考えています。

 

ちなみに、脳細胞を増やすのに年齢は関係ありません!

「私は高齢だから脳細胞を変えたり増やしたりするのは出来ない」と諦めるのは勿体ないです!

最新の研究では、脳細胞は年齢に関わらず、増やすことが出来るということが分かりました!

今まで、脳細胞は減っていくことしかできないと考えられていましたが、何歳になっても増やせると分かったのは驚愕の研究結果ですよね。

ミラーニューロンの活用方法

具体例

では、実際に日常にて、どのような活用方法があるかを2例紹介させていただきます。

どちらも簡単に出来ることですので、是非試してみて下さい!

例1:周囲の人を模倣

一番いいのが、身近にいる周囲の人を模倣するという手段です。

 

例えば、子育ての場合は、「目標とする子」と「あなたのお子さん」を友達にして下さい。

目標とするお子さんの親と仲良くなり、子供同士も仲良くさせるなど友達にする方法は何でも大丈夫です。

この後、一緒に勉強する機会を定期的に作り、友達の「マネ」をさせて下さい。

 

「マネ」をする際に注意することがあります。

それは、行動よりも考え方もマネすることを意識させるのが大切ということです。

 

考え方をマネしているうちに、その考えに従った行動が出来るようになるので、行動の真似はそこまで必要ではないです。

行動の意図が分からない場合は、質問して確認するのが大切です。

子供の場合は質問できない場合もあるかと思いますので、親が代わりに質問して考え方を知るのも良い方法ですね。

例2:本から疑似体験

身近に模倣させたい子がいない場合は、模倣させたい人が書いた本を読ませることもいいです。

本というのは、著者の考え方が文字として目に見える形で記載されていますので、とても分かりやすく知ることが出来ます。

本を読ませることでもミラーニューロンを活性化させることが出来ることが分かっています。

 

ただし、この方法には欠点があります。

それは、著者と会話できないので、不明点に関してはそれ以上掘り下げることが出来ないという点です。

著者が何冊か本を書いていれば、複数の本を読むことで徐々に考え方を理解できるようになるかもしれませんが、子供には少し難易度が高い方法かと思います。

 

その様な場合は、親が本を読んで子供に考え方をマネさせるのが良いです。

子供は親の真似をする傾向があります。

そのため、真似をしてきた際に、考え方も子供に伝えるようにすると考え方も学ばせることが出来るようになります。

 

自分で本を読んで理解できる年齢になれば、どんどん本を読ませて下さい。

様々な考え方に触れさせるために、色んな人の本を読ませることも大切です。

私の体験談

勉強の様子

最後に、ミラーニューロンを知らないうちに有効活用して、良い結果を得た私の体験談を記載します。

 

私の中学時代の体験談になります。

私は学習塾に通っていましたが、中学2年生まで成績は平均以下でした。

勉強はしっかりしているつもり(毎日3時間は勉強)でしたが、成績は伸びないという状況が続いてました。

 

ある日、学年でトップを争う友達と部活関係でたまたま仲良くなり、塾も一緒のため一緒に勉強する機会が増えました。

実力テストの結果を見て落ち込んでいる私に対して友達が、

「俺の勉強方法を試してみる?」

と言ってくれたので、次の実力テストまで試してみました。

 

友達が教えてくれた勉強方法は、以下の2点です。

  1. 基礎を徹底的にマスターする
  2. 問題集は全問正解できるようになるまで繰り返す

 

「①基礎を徹底的にマスターする」の理由は、基礎が出来ていないと応用問題が絶対に解けないからです。応用問題は基礎を複合させたもので出来ていますのでこれが解けないということは、どこか苦手な基礎分野があります。

そして、基礎をマスター出来ていると判断できる基準は、人に教えることが出来るかです。

知識には以下の4つの階層があり、3階層の「知識を使える」で止まっている人が多いです。

1:知らない
2:知っている
3:知識を使える
4:知識を教えられる

「知識を教えられる」ようになることがどのような効果を生むかというと、色んな方面から問題を見れるようになるということです。

人に教える際は、ある方法で教えても分からないと言われれば、別の視点から教えることがあります。

これをすることで、ある知識に対して多角的なことを習得できるというメリットもあり、知識を完全に吸収できるようになるのです。

 

また、「②問題集は全問正解できるようになるまで繰り返す」をする理由は、知識を思い出して定着させるためです。

これは別の記事で解説させていただきますが、「思い出す」ということを繰り返すことで知識を定着させることが出来ます。

 

上記の勉強方法を教えてもらっただけでなく、その人の勉強方法や授業中の態度を観察し、模倣の完成度を高めていきました。

上記のテクニックを試すだけで十分成績が上がりますが、継続してやらなければ効果は出ません。
そのため、継続して出来るように自分の脳を変える(ミラーニューロンを活性化する)ことが最重要
です!

この勉強方法を続けた結果、約2か月後の実力テストでは、全教科の合計点は友達に及びませんでしたが、2つの教科においては友達よりも高い点数(学年トップレベル)を取ることが出来ました。

い人は容量の良い方法でやっているんだなと感心し、高校にても、成績の高い友達の勉強法をマネをしていました。

すると、成績は上位をキープすることが出来るようになりました。

 

 

これはあくまで一例ですが、皆さんも心当たりがある例もあるかと思います。

何歳からでも脳細胞は増やすことが出来るので、もう遅いということはありません!

そのため、何かを頑張ってみたいという方は、まずは良いお手本探しから始めればいいのではないでしょうか?

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